今回は、絶対おすすめ、削ると人生が変わる固定費についてお届けします。
家計にメスを入れるなら固定費とよく言われます。
ですが、実際に行動している人はごくわずか。
理由は、効果をいまいちイメージできないからかもしれません。
しかし、イメージしにくいからといって放っておくと、月々何十万の節約ができる可能性を、みすみす見逃していることになります。
できるだけ具体的に行動例や削減効果を記載していきますので、ぜひご覧ください。
我が家は、固定費の削減で徹底的に生活費を削り、余裕のある家計を実現しました。
すこしずつ余裕が生じ、その余裕資金で比較的安全な投資(インデックス投資)を行った結果、資産は4000万円を超えました。
かん注:2026年7月時点です。
我が家が具体的に何を削ったのか、掘り下げていきます。
【実体験】絶対おすすめ!私が見直した固定費4選


携帯代(通信費):格安SIMへの乗り換えで月5,000円を浮かす事例
総務省の統計によると、8割超のユーザーが大手キャリアを契約しています1。大手キャリアとは、NTT、KDDI、ソフトバンクの三大企業です。「携帯どこの契約?」と聞いたら、十中八九、この三企業の名前が返ってくるということです。
携帯代の平均がいくらかというと、三大キャリアの場合は、通信、通話、端末代合算で月々9498円2。1万円弱です。
これが、半額になったらどうなるでしょう。
月々約5千円が浮きます。
年間6万円、10年で60万円です。



ものすごい額だと思いませんか?



割とどこにでも旅行できる!
大事なポイントは、費用を押さえても使用感にさほど差が出ないところです。
例えば大手から格安SIMに買えた結果、通話が繋がりにくい、動画がすぐ止まる、通知にラグが生じる、画像が粗い…などの不具合が出てしまったら、これは問題です。
費用を倍支払っても、大手と契約する理由になり得ます。
しかし現状、格安SIMに切り替えたところで、使用感は悪化しません。
固定費を削減した事例として、我が家は大手からサブへと切り替えたことで、月々1万円以上の節約に繋がっています。
私は楽天モバイルで月々980円です。
通話の質は若干大手に劣りますが、ほとんど通話をしない人であればストレスゼロ。
格安通信SIMは更にお得です。



格安SIMだと、電波が悪くなりませんか?



ご安心ください。
現在は大手キャリアのサブブランドや回線網を使っているため、日常使用で困ることはほぼありません。
非日常時、災害時などの不安もあるかと思いますが、「大手にする」よりは「家族で別回線を持つ」ほうがリスク分散に繋がります。
実際、過去の大災害では「KDDI系だけ繋がった」「docomo系だけ」といったように、地域によって繋がる回線にバラつきが見られました。そこまでのリスクヘッジを真剣に考えるのであれば、「大手キャリア1社のみ」でなく、「格安SIM含め契約回線を分散する」ほうが、理にかなっていると言えましょう。
乗り換えの手間が億劫なので、ついつい先延ばしにしてしまいがちですが、一度乗り越えれば、浮いた差額は一生積みあがります。
例えば大手と解約した場合に解約手数料がかかってしまったとしても、乗り換え後は月々5000円ほど浮くのです。手数料などすぐに回収できます。
早いに越したことはありません。
家賃(住居費):1,000円単位のシビアな選択が将来のゆとりを生む家賃


賃貸を例に挙げますと、1000円の差でも、長年住めば大差が付きます。
たった月1000円の差でも、1年経てば12000円です。
年1回、豪華な食事に行けるくらいの差にはなるのです。
月1万円の差であれば、年12万。
同じ「住む」でも、1000円単位でシビアになれるかどうかで人生が変わってきます。
ならば、似たような物件でAとBがあった場合は「安い方を取る」という選択を優先的に行っていいと思います。
あくまで個人の体感で恐縮ですが、家賃1000円で物件の質にそこまでの差は出ません。
我が家の事例ですと、5000円の差があったAとBの物件を内見した際に、迷わず家賃が低い方を選びました。


結論、「住んでみて大差ない(であろう)」という感想です。
家賃というのは、決めたら後はどうにもならない部分です。契約時に決まった金額が、勝手に引かれていきます。
ならば、最初の選択をシビアに行いましょう。
絶対に妥協できない部分、プラス家賃。そこさえ押さえれば「住めば都」。快適に過ごせるはずです。



住みたい物件のオーナーに、減額できるか交渉するのもあり!



悪い印象を持たれませんか?



言い方次第ですね!どうしても住みたい、でも予算が不安だと誠実に伝えてみる。結果がダメでもふてくされないことが大事です。



オーナーも、空き部屋にしておくのは嫌ですもんね!



その通り!あくまで持ちつ持たれつ、誠実に交渉することが大事です。
現在お住まいの賃貸物件も、更新のタイミングで交渉の余地が生まれます。
物価上昇が続く昨今、賃料据え置きで更新できえば、それも立派な節約です。
持家の場合も同様です。
数千万単位の契約になるので細かい金額がつい疎かになりがちですが、月々の支払額が1000円違うだけで懐事情は変わってきます。
注文住宅ともなれば「妥協したくない」という思いが強く湧くもの。
せっかくの持家なのですからその気持ちは痛いほど分かります。
ですが、新築はやがて老朽化していくのが定め。
何十年に一回、必ずリフォームが入ります。
住宅ローンの金利も、上がることがあります。
そこも踏まえて、ガチガチに固めすぎず、拘り過ぎず、予算の範囲で余白を残した設計にすることをおススメします。



間取りの好みも、年と共に変わります。
保険料:不要な民間保険を削り「現金」を厚めに持つのが最強の備え
削るべき費用として、私は徹頭徹尾「保険料」を声高叫んできました。


その姿勢は今でも変わりません。
第一生命によると、生命保険に加入している世帯が支払っている保険料の平均は、月額で約3.1万円だそうです3。
率直に申します。



払いすぎです!
年々減少傾向にはあるそうなのですが、それでも払いすぎです。
繰り返し叫びますが、国民が保険料を払いすぎているから、保険会社は一等地にどでかい自社ビルが建てられるのです。
日本は、公的保険が大変充実しているのです。
民間会社にわざわざ縛りの多い保険料を支払う必要はありません。
がん保険に入って安心を買えたつもりでも、いざ蓋を開けたら罹患したのは糖尿病だった…などということは日常茶飯事です。
糖尿病ではがん保険はおりません。
ならば、何が起こっても対応できるよう、現金を厚めに持っておく方がよほど有意義です。
何も起こっていないうちから「不安」という理由だけで、用途を制限された保険に大事なお金を使う必要はあるのでしょうか。
私が個人的に考える必要な保険は、「大黒柱の生命保険」と「火災保険」。
必要に応じて「自動車、自転車の賠償保険」のみです。
これで大体のケースで、1万円以内におさまるはずです。
平均から比べると、月々約2万円の節約です。
年間で24万円にもなります。



そのお金で、年1回家族で豪華な食事に行ってもお釣りが来ますよ!
教育費:「みんなと同じ」を卒業して、子どもの個性に合わせた見直しを(くれぐれも慎重に)


「削る」と言ってしまうのは少し乱暴ですね。
ここは「削る」のではなく「見直し」の提案です。
総合的に優秀な成績を残して、なるべく偏差値の高い大学を卒業すれば、優良企業の総合職として安定した生活が送れる…。
これはもはや、過去の話です。
知的労働は驚くべき勢いでAIに置き換わり、総合的な能力の高い「ジェネラリスト」は、今やリストラの憂き目にあっているというのが実情です。
この勢いが続けば、得意が突き抜けた職人「スペシャリスト」が労働の中心を担う未来も充分にあり得ます。
ホワイトカラーとブルーカラーの立ち位置が逆転する可能性があるのです。
そのような情勢で、テストの点数を1点でも引き上げることに、本当に意味があるのか。
塾通いは今の時代「当たり前」の風潮ではありますが、一旦立ち止まって考える余地はあります。
もちろん、必要な子は沢山います。
塾へ行けば、成績が上がる可能性は飛躍的にアップします。
それは間違いありません。
学習塾はやはり、成績を伸ばし志望校合格を叶えるプロ集団なのです。
大事なのは「成績を上げるために通塾する時間が、その子にとって最適かどうか」です。
受験ともなれば、塾で勉強する時間は何時間にも及びます。休日は朝から晩まで講習というスケジュールも当たり前に存在します。
塾にかかる費用は、月数万。夏休みなどの長期講習だと青天井です。合宿が催され、数十万円かかるケースもザラです。


そんな中、もしお子様の適性が「エンジニア」「機械いじり」などであった場合。
塾通いの時間や費用をまるまる実務経験に費やした方が、将来豊かになる可能性が高いのです。
「やりたいことがないから満遍なく学んでいるんだよ」という側面はもちろんあると思うのですが、主要5科目でも個人によって得意・不得意、好き嫌いは分かれるはずです。
それがはっきりしているのであれば、好きな科目に特化して学ぶ。そのほうが伸びも顕著ですし、子どものやる気も続くでしょう。
そうすれば、塾通いも1科目の個別指導に絞るという選択肢が出てきます。満遍なく学ぶより、時間が浮きますよね。浮いた時間を子どもの個性に合わせて、より有意義に使うことだってできるのです。
まとめますと、向き合うべきなのは「みんなこうしているから」という文化・風習ではなく「何がこの子の能力・個性を最大限に伸ばすのか」。
徹底的に我が子という「個」と向き合う覚悟です。
子どもと一緒に悩み、迷っていく過程で、道筋は少しずつでも見えるはず。その軸ができれば、不要な教育費も自然と判明します。
ただ、一つ言えるのは、教育に正解はないという残酷な現実です。
何がどう作用して子どもの成長に繋がるのか。分かっていない部分はいまだ多くあります。
周りの空気を見ながらなんとなく費用を捻出していては、資金はいくらあっても足りません。
悔いのないくらいに、子どもと一緒に考えること。それが一番、幸せに近づけるヒントなのかもしれません。
「右へ倣え」「皆そうしているから」といった理由で進路を選んでも、誰も何も保障してくれません。
不幸になるのは子どもです。



なんにせよ、子どもの将来に直接影響することなのでくれぐれも慎重に行きましょう!
自分事として、子どもと一緒に考えましょう。その思いはいつかきっと伝わります。
親の愛情は、教育費に比例するわけではありません。
私もまだ試行錯誤中ですが、悔いのないよう、真剣に向き合っていきたいと思います。
生活満足度が激減!絶対にケチってはいけない「守るべき固定費」
人生が変わるレベルで効果がある固定費削減案について記載してきました。
今度は反対に、削らない方がいい固定費についても考えをまとめていきたいと思います。
私が言う「削らない方がいい」とは、「削ると健康や精神、効率を著しく損なう」ということを意味します。



「ビフォーアフターで生活があまり変わらない節約」を勧めているわけです。



節約しすぎることで寿命が縮んだら本末転倒ですもんね!
ということで、見ていきましょう。
光熱費(水道・電気・ガス):健康とパフォーマンスを維持するための「ケチらないインフラ」光熱費
「絶対削らない」の筆頭は光熱費。
つまりは水道、電気、ガスです。
ここをケチっては絶対にいけません。
例えば、摂氏40度越えの猛暑でエアコンを我慢すると、最悪搬送されて死に至ります。
お金を貯めたい目的を改めて考えてみてください。



人生を豊かにするため、選択肢を増やすため、安心して日常を送るため…。
そうです。つまり、「幸せな人生を送るため」だと思うんです。
人生が終わってしまったら、いくらお金があっても目的は達成できません。
健康や寿命に影響が出るような過酷な節約は絶対に避けるべきです。
短期的に見れば乗り越えられるかもしれませんが、過度な負担はじわじわと、その人の健康を害していきます。
決して無理をせず、暑かったら冷房をつけましょう。寒かったら暖をとりましょう。
快適な睡眠のために、ゆっくりと湯船に浸かりましょう。
無理して我慢しても無理せず使っても、光熱費の差なんて数千円です。



ちなみにエアコンにサーキュレーターをプラスすると、快適かつ電気代が抑えられます!
数千円で、生活の質は天と地ほど開きます。
無駄な保険に数万円支払うより、よほど有意義だと思いませんか?
また、我慢せず室内を快適に保つことで、あらゆることの作業効率が上がります。
栄養のある食事をとるために考えを巡らすことも容易な環境になります。
猛暑の中だと、献立を考えることすら億劫ですよね。「なんでもいいや」と適当にアイスで済ませてしまう危険があります。巡り巡って体調を崩す未来が簡単に予想できます。
過酷な環境だと、思考回路が鈍るのです。本来の能力を発揮できません。生涯の年収にすら影響を及ぼします。
ですから、インフラこそケチらず、贅沢に使いましょう。
日本は、インフラが比較的安価に利用できる素晴らしい国です。
この1日も、立派な「あなたの人生」の一部です。
あなた自身の命を、ぜひ大事に扱ってください。
心から好きなことへの出費:他人軸の虚栄を捨て、自己完結の幸せにお金を使う
まず前提として「自分が心から好きだと言えるものを見つける」ことは非常に難しいです。
世の中は、他人の目線や評価を前提としたサービスが多すぎるからです。
「有名人がが使っていた」「これを持っていれば自慢できる」「格が上がりそうな趣味」…。今あげたワードには全て「他者目線」が介入しています。これは、心から好きと言えるものではありません。他人軸で「選ばされている」虚栄です。
心から好きなものとは、自分の内面から湧き上がる高揚があるかどうかです。
他人の目や評価を気にした時点で、それは「心から」のものではありません。振り回されているだけです。
「心から好きなもの」は、自己完結します。
例えばアウトドアなら、キャンプ、散歩、ランニングなど、誰がどう言っているなどは関係なく「好きだから」取り組んでいる人が多いですよね。
インドアであれば、読書、音楽、絵画など。鑑賞でも自分が取り組むでも、充分に自分を満たす要素になり得ます。
特徴としては、以下が挙げられるでしょうか。
- その趣味を行う日は楽しみ過ぎて自然と目が覚めてしまう
- 他人に報告、自慢しない。自己完結で充分に満足
- 開放感、充実感を味わえる
- 気分、機嫌が上向きになる
ですから極論を言えば、「心から好きなもの」が「野球を楽しむ」なのであれば、環境はどこでもいいはずです。
休日の施設でも、退勤後の公園でも、なんなら家でのゲームでも。
高額な最新ギアや名門クラブへの所属にこだわらなくても、本質的な楽しさは身近な場所で得られるのです。
ただただ「野球を楽しめれば幸せ」なら、その幸せは手を伸ばせばすぐのところにあります。
私の言いたい「心から好きなもの」は、そういうことです。



前提長くない?



ごめんなさい。
長々と共有したうえで恐縮ですが、ここから出費の話です。
心から好きなものを楽しむことは、豊かな人生に直結します。
忌憚なく述べるとすれば、これが見つかればもう人生の意味としては充分なのではないでしょうか。
好きなものを探し、見つけ、堪能する営み。
これこそが幸せな人生であると私は思います。
ちなみに私の「心から好きなもの」は、絵を描くこと、アニメを見ること、本を読むこと、考えること、推し活(笑)。



推し活で苦しんでいる人もいませんか?



他者目線が入ると辛くなります。
推し活は、周りと比べた途端に不幸になります。あの人に比べて私はグッズを持ってない、イベントに行けない、センスがない、可愛くない…。
全部、他人と比較した時に生じる不幸です。
自分が楽しむためだけに限定すれば、おのずと予算も決まってきます。
無理のない範囲で楽しむことができます。
ぜひ、自分が心から没頭できるものをみつけ、それにお金を使ってみてください。
1000円でも至福のひと時が過ごせるはずです。
まとめ 固定費削減は「自分自身の探求」!世間の常識ではなく自分軸で生きよう
ここまで、削った方がいい固定費、逆に削ってはいけない固定費についてお伝えしました。
世間が「大手キャリアが安心」「保険は入るのが常識」「みんな塾に行っているから」と言うからといって、思考停止でお金を払い続ける必要はありません。
それらはすべて、他人が作った「安心のパッケージ」に過ぎないからです。
家計にメスを入れるということは、単なるテクニックやノウハウの実行ではありません。
「自分にとって本当に大切なものは何か」「何があれば自分(と家族)は満たされるのか」を徹底的に問い直す、いわば「自分自身の探求」そのものです。
我が家が資産4000万円を達成できたのは、特別な投資センスがあったからではありません。
「自分軸」を徹底し、浮いたお金をコツコツと未来への投資(インデックス投資など)に回し続けた、ただそれだけです。
固定費の削減は、一度仕組みを作ってしまえば、効果は一生自動で続きます。
まずは今日、スマホのプランを見直す、加入している保険を洗い出す、といった小さな一歩から始めてみませんか? あなたの人生の主導権を、世間の常識から「あなた自身」の手に取り戻しましょう。



幸せになろうね!!
- 総務省 電気通信サービスの契約数及びシェアについて https://www.soumu.go.jp/main_content/000955907.pdf ↩︎
- MMD研究所 2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査 https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2286.html ↩︎
- よくわかる保険情報サイト powered by 第一生命 https://www.dai-ichi-life.co.jp/promotion/first_step/choice/00005/index.html ↩︎





