【体験談あり】幸せな未来のために。不誠実な男性を見極める5つの方法

恋に悩むあなたへ

相手は自分のことをどう思っているのか。

永遠に分からないからこその、永遠の悩みです。

自分との時間を楽しんでくれているか、好きでいてくれるか、先のことを考えてくれているか…。

気になりだすと、相手の些細な行動についても深く考えすぎてしまいます。

しかし、複雑なようでいて、探るべき答えはシンプル。

「自分が幸せでいられるかどうか」です。

優しい人ほど、相手のことばかり考えて相手に合わせ、消耗してしまいます。

「自分」が疎かになるのです。

「自分」を見失った先に、真の幸せはありません。

ここでは、相手を消耗させる不誠実な人を見極めるサイン5つを紹介します。

当てはまる項目が多ければ、その人はあなたの幸せにふさわしい相手ではないのかもしれません。

不誠実な相手の典型的な行動5つ

前提として、男性の本心は、言葉より行動に出ます。

例えば「いつか結婚したいと思ってる」と男性が言った場合。

聞いた女性は女性は「結婚したいと思ってくれている！準備準備！」と心ときめかせることが多いですが、男性側は「思ってるだけ」の場合がほとんどです。男性側には「いつか」の明確なイメージがありません。本当に結婚する気があれば「親に会ってほしい」とか「部屋を探そう」とか、具体的な行動を伴う言葉が出てきます。言葉だけの場合、その場しのぎで適当なことを言ってるだけ、ということもありますから、彼の言葉が「言ってるだけ」なのか「行動に現れている」のかがまず見極めポイントとなります。

今回記載する5項目も「行動が伴っていない」というポイントが多いので、見極める際の参考にしてみてください。

友達や家族と会ってくれない

彼があなたのことを真剣に考えているのであれば、あなたの友人や家族には必ず会ってくれます。

あなたとの幸せな未来を望んでいれば、あなたの周辺にいる人たちとも良好な関係を築きたいと思うのが自然だからです。結婚となればなおさら、親類縁者とある程度の関係ややりとりは発生しますから、早めに良い関係を作り上げたいと考えるのが普通です。

それを避けるのであれば、「あなたと長く関係を続ける気はない」という風に見えてしまいます。関係が彼とあなただけであれば、比較的簡単に関係を切ることができますから。

会わない理由について、彼はもっともらしいことを言ってくるかもしれません。

「僕と君との関係を大事にしたい」「君さえいればいい」。

嬉しくなることもありますが、やはりこういった発言は、先のことを考えていない刹那的な感情です。

「今しか見ていない」ことの裏返しでもあります。

彼が、あなたの友人や家族に会うのを頑なに拒むのであれば、未来のことまでは考えていないのかな、と判断せざるを得ないでしょう。

あなたは未来のことも考えたい。彼は全然先を見てくれない。この状況は明らかに「価値観の違い」です。「いつかは考えてくれるかも」という期待は捨てた方が良いでしょう。その「いつか」がいつまで経ってもやって来ず、何年も時間を無駄にしてしまうケースだってあるんです。「返して」と言っても彼が時間を返してくれることはありません。

個人的には、違いが明らかになった時点で別れを切り出した方が良いと思います。そこから彼が本気になってくれるケースもたまにありますし、本当にお別れになるケースもあります。どちらにせよ、話が早く進みますから大事な時間を浪費せずに済みます。

それでも、のらりくらりと関係だけ続けてこようとする男性がいます。そういう相手とはすぐに別れてほしいです！

友人家族への紹介に関する際の注意点もお伝えします。紹介を、よくある女同士のマウント合戦に使うのは絶対にやめてください。「私の彼氏素敵でしょ？」と自慢するために、あちこち連れまわされるのは男性にとって苦痛です。そして、マウントのために使われた、と気づかれてしまった場合。彼のあなたに対する好感度や信頼、評価が一気に下がり、崩壊しかねません。つまらない見栄のために、自分の魅力を下げることはしないでくださいね。

プレゼントやデート費用を惜しむ

彼の気持ちは、プレゼントなどにも如実に現れます。

「愛はお金には換算できないよ」とか言って自作の素人ポエムなんてプレゼントしてくる彼もいるらしいですが…。

前述の通り、男性の気持ちはは行動に直結します。

「あなたにかけた時間」「あなたにかけたお金」が多ければ多いほど、本気度が高い。というのが現実です。

例えば、そこまで高価なものではなくても、あなたがずっと欲しがっていた限定ぬいぐるみを、行列に並んでまで買ってきてくれる。これは、普段のあなたの様子を気にかけてくれている証拠です。「行列に並ぶ」というストレスを引き受けてでも、あなたに喜んでもらいたい。深い愛情も見えますね。

注意点としては、「高価であればなんでもいい」とも言い切れないこと。女性が喜ぶブランド物をほいほいプレゼントしてくる男性は、女性慣れしすぎていることも多いのです。彼が資産家であれば、高価な買い物はそこまで痛手ではないですし、遊ばれて終わり、という悲しいケースも存在します。彼のプレゼントや振る舞いが的を射すぎていないかも、チェックしておいて良いと思います。

借金などの重大な秘密を隠す

結婚後に借金が発覚する、というパターンは残念ながら後を絶ちません。意図的に隠されると、見つけるのも至難の業です。

日ごろから、少しずつでも家計管理の話を振って、彼の金銭感覚を確認しておくことをおススメします。それだけでも、結婚後の悲劇を回避できる可能性がぐっと高まります。

借金だけでなく、家族・友人との関係や仕事の話など、誠実に話してくれるかどうかはチェックしておいた方が良いです。はぐらかすようであれば、現実から目を背けているか、あなたを信頼しきれていないか、どちらかの可能性が出てきてしまいます。

金銭感覚が合うかもあわせて重要な要素なので、ぜひ確認しておきたいところです。

否定が多くなる

これは、過去の実体験に基づいています（笑）。なんとなくですが会話で、私の話や意見を否定されることが多くなりました。当時は大変困惑し悲しい思いをしましたが、今思えば明らかに、彼の心が離れてしまったサインです。信じたくなくて、目を背けてダラダラとしがみついていた自分に喝を入れたいです（笑）。

例えば「ここの観光スポットに行ってみたい」と持ち掛けると「混んでるし疲れる」と返される。外食を持ちかけると「お金がかかる」と却下。話題の動画の話をしても「興味ない」。もう、私と一緒に行動したくないのです（笑）。

ここまでくると「別れよう」と切り出すのが一番誠実な対応だと思います。ですが、不誠実な男性は「別れよう」すら言いたくないのです。別れ話も、エネルギーを消耗するからです。「このまま、疎遠になって音信途絶えてくれないかな…」というのが本音です。

目に見えて返信が遅くなる

常に返信が遅い人は元々がそういう性格であると予想されます。お付き合いを始めた当初と比べてみてください。当初は5分以内に返信が来たのに、今は1週間放置…というように、露骨に遅くなっている場合は要注意です。「仕事が忙しくて返信する時間がなかった」という言い訳をよく聞きますが、もしそれが本当であれば、仕事に忙殺されて、1週間に渡り返信ひとつもできない無能、ということになります。優秀な人ならせめて「今時間が取れず、返信が○日後になる」という一報を入れます。相手を不安にさせないためです。

返信スピードから見える温度感の急激な変化には注意してください。

サインを感じたときの心構え

上記のようなサインがあると、受け手は不安になるものです。

「もしかして…」という疑惑の渦が沸き起こりますが、その後を具体的に考えたくないのです。

「気持ちが離れたのかも」と思いたくないのです。

ですから、「気のせいだ」と言い聞かせながら、ずるずると時間を過ごすことになります。

しかし、時間は有限です。後々後悔しないためにも、サインに気づいたら、一度自分との対話を試みましょう。ポイントを3点挙げていきます。

「私が悪いのかも」と思わない

「私のせいで彼の心が離れた」と自分を責める女性が多くいますが、自分を責めすぎるのは良くありません。

恋愛は、成績で合否が決まる試験ではないのです。

例えば、どんなに料理スキルを磨いたところで、彼が「外食の方が早いよね」という人であれば、魅力アピールに繋がりません。

内気な性格を好む男性もいれば、敬遠する男性もいます。

相性、タイミング、ちょっとした出来事で、簡単に2人の距離は離れたり縮まったりします。

つまり、恋の進展を左右するのは「優劣」「良い悪い」ではないということです。

もちろん、酒癖や喧嘩癖など、あからさまに相手に迷惑をかけるような短所の自覚があれば、反省して改善する必要がありますが、ちょっとした行き違いの積み重ねであればそれは「価値観の違い」です。あなたに非はありません。

自分の気持ちを言葉にして整理する

ひたすらに気持ちを言葉にするのも良いのですが、できるだけ客観的に振り返れるような事柄を書いていくことをおススメします。

書くことで発見があるかもしれません。

私の場合は「別れたとして、次の相手が現れるか不安」という感情が大きくありました。ですが、書いて冷静になることで「次の相手を見つける必要性が本当にあるのか」ということにも気づきました。確かに1人が寂しくなることはありますが、「寂しい」という感情を除けば、特に生活に支障はないのです。「惨めな気分になる」という思いもありましたが、これこそただの「見栄」ですね。「関係のない第三者から哀れに思われたくない」という意地は、「自分の幸せ」にとって最も必要のないものです。他者の目を気にして自分の幸せを疎かにする、典型的な例です。

相手の行動を客観的に見直す

相手の感情を正確に読み取るのは、ほぼ不可能です。だからこそ、行動という事実を、冷静にピックアップしていきましょう。付き合い始めと今を比較するのが良いと思います。これも、メモに残すなど文字化することを勧めます。

そして、厳しいようですが、彼の行動の意味はご自身で考えてください。知人友人に相談することは勧めません。なぜなら、あなたの知人友人は、あなたを率先して傷つけたくはないからです。十中八九「きっと大丈夫だよ」とか「気のせいだよ」という言葉をかけてくれます。そしてあなたも、その言葉に縋りつき安心します。

稀に、「もう相手に気持ちは残ってないよ。別れなよ。」と建設的なアドバイスする方もいるのですが、「そんなはずはない」と相談者が意固地になってしまうパターンもあります。女性に多いです。意見を求めた身であるにも関わらず、自分の望み通りの（ポジティブな）助言が返ってこないと不機嫌になってしまうのです。お心当たりはないでしょうか。これでは、せっかくあなたのために勇気を出して本音を言ってくれた誠実な相手が、あなたから離れていってしまいます。あなたの周りを、イエスマンが占拠していませんか？己に何のメリットもないのに本音でアドバイスをくれる友人は貴重です。ぜひ、大事にしてください。

話を戻します。どんな助言を受けたところで、誰も責任を取ってくれないのです。自分を1番大事にできるのは自分です。

ご自身で、考えなければなりません。

行動提案 ― 自分を守るためにできること

ただ考えているだけでは埒が明かない、という場合もあるでしょう。何か行動に移りたい、と思えたら、以下の3点をおススメします。

話し合いで誠実さを確認する

話し合い。言うのは簡単ですが、実際は大変難しい方法です。

まず、切り出し方が難しいですよね。

「最近元気ない？」「楽しくない？」と、なるべくストレートに聞くようにしましょう。そうでないと、相手に意図が伝わりません。「別に」とはぐらかされることも多いですが、誠実な相手であれば、時間を置いてでも理由を話してくれることがあります。元気がない理由が分かればそれで良し。完全に思い過ごしだった、ということもあります。やはり自分との関係に不満を持っていた、ということが判明した場合は、あなたがその理由に納得できるのか考える必要があります。納得できれば改善する。納得できなければ再度話し合い改善。双方の理解が得られなければお別れを考える必要があるでしょう。

距離を置いて心を休める

話し合いで前進しなかった場合は、精神的にも物理的にも、一旦距離を置くことを勧めます。彼にばかり気持ちが縛られて苦しい思いをしていたのであれば、できるだけ心休まる、楽しい時間を過ごしてください。自分の気持ちと向き合う良い機会にもなります。楽しい番組を観る、楽しい場所に行く、楽しく何かを作る。どれもおススメです。自分の部屋を好きなもので満たす、美味しいものを食べる…考えただけで幸せになりますね（笑）。

彼と一緒だったらな…という思いが頭をもたげる瞬間があるかもしれません。ですができるだけ、自分自身で、自分だけの楽しさ、嬉しさ、幸せをかみしめる意識をしてみてください。それも「自分を大事にする」ということです。

新しい未来を選ぶ勇気

恋愛も、転職活動と同じように考えて良いと思うのです。

何万という会社の中から、自分にとって最高の1社を選ぶって、至難の業ですよね？

まして恋愛となると、相手を日本人の異性と考えただけでも数千万人いるのです（笑）。

「この人じゃないとダメなの」といった「運命の人論」は、少々行き過ぎたファンタジーなのではないかと感じます。

素敵な人なんていくらでもいます。

二股になってしまうと倫理的に問題ですが、いわゆる「転職活動」は自由です。ぜひ、彼より素敵な人を探しに、沢山の出会いを重ねてください。出会いを重ねた結果、やはり彼が一番素敵だなと思えればそれで良いですし、彼を上回る魅力の人に出会えれば、彼に対する悩みも途端に色褪せるでしょう。何の未練もなく別れることができるはずです。

精神的に消耗した末にお別れし、その後にまた出会いから探すとなると、腰が重くなりますし時間ももったいないです。

会社と同じです。

「あ、もう駄目だな、魅力感じないな…」とか「あ、向こうから切ろうとしてきてるかも…」と感じたら、所属しながらも転職先を探しますよね？

変に義理を通さなくてよいのです。「自分の幸せ」のために、より素敵な人との縁に恵まれるように、恐れず沢山の出会いを経験してもらいたいと思います。

まとめ ― あなたの幸せを最優先に

いかがでしたでしょうか。

頭では予兆を感じ取っているものの「信じたくない」「自分の思い過ごしだろう」と、サインを見て見ぬふりでやり過ごしてしまうこともあると思います。昔の私がそうでした。

でも、その場で状況をごまかしたところで、結果は変わりませんでした。遅かれ早かれ別れることが決まっていたのですから、早く別れればその分充実した時間が増えたのに、と今なら思えます。

今だからこそ、そのように思える、とも言えます。

「別れたくない」としがみつきたくなる感情も、紛れもない事実。

意地でも別れない、という選択で幸せになった人もいます。

ですから、少しずつで構いません。

彼との距離感に不安を感じたら、色々な視点から考えてみてください。

人によって、色々なヒントや答えが浮かび上がるはずです。

その中で、一番大事にしてほしいことはひとつだけ。

恋を続けるかどうかは「自分を大切にできているか」で決めてください。

彼のために無理を続けるとか、演技をするとか、自分が疎かになっている、消耗していると感じたら、一旦立ち止まってください。

追いかけられると男性は引いてしまう、というケースは多いものです。

「彼がいなくても充分幸せ、でも彼がいたらもっと楽しい」というくらいの軽さがちょうどいいと思います。

スタンスが軽やかになると、視界も広がります。

あなただけの人生、十二分に楽しんでくださいね！！